初期化と終了前に処理を実行する

プロジェクトを開く、アプリケーションを起動するタイミングでエクステンションが初期化(アクティブ化)し、またプロジェクトを閉じるタイミングやアプリケーション終了時に非アクティブ化します。これらのタイミングで何らかの処理を実装する場合は、IExtensionインタフェースを実装したエクステンションのエントリポイントのクラスにActivate、Deactivateメソッドを実装します。

例えば次のようなユースケースに用います。

• 設定情報の読み込みや保存
• ログの出力
• 全体に共通するオブジェクトや情報の初期化、破棄
• DIコンテナの初期化

SampleExtensionEntryPoint.cs

using NextDesign.Extension;
using NextDesign.Core;
using NextDesign.Desktop;

// エントリーポイントとなるDLLのメインクラス
// メインクラスではIExtensionを実装します。
// ハンドラはこのクラスの公開メソッドとして実装します。
public class SampleExtensionEntryPoint : IExtension
{
    // エクステンションの初期化処理
    public void Activate(IContext context)
    {
        // ここにエクステンション初期化時の処理を実装します
        var app = context.App;

        //...
    }

    // エクステンションの終了処理
    public void Deactivate(IContext context)
    {
        // ここにエクステンション終了時の処理を実装します
        var app = context.App;

        //...
    }
}

詳細は クイックスタート > Visual Studioを使用する > ハンドラの実装を参照して下さい。