拡張ポイント
概要
-
拡張ポイントとは、エクステンションに 実装した処理を呼び出すための受け口です。
-
拡張ポイントには次のものがあります。
- リボン(メニュー)の拡張ポイント
- コマンドの拡張ポイント(リボンの拡張ポイントやエクステンションから呼び出し可能な機能)
- イベントの拡張ポイント
-
拡張ポイントの定義はエクステンションごとのマニフェストに記述します。
リボン
- 新規のリボンタブを追加できます。
- 任意のリボンタブ内にグループを追加できます。
- 任意のリボンタブ内にボタンを追加して、コマンドを呼び出せます。
コマンド
- 拡張ポイントにコマンドを定義して、それらのコマンドに応じてエクステンションに実装した処理を呼び出せます。 コマンドに応じて呼び出される処理のことを コマンドハンドラ と呼びます。
- コマンドはリボンの拡張ポイントや、エクステンションに実装する処理から呼び出せます。
イベント
- Next Design でのモデル追加操作やファイル保存操作など、Next Design 内部での特定の動作をイベントとして受け取れます。
- 受け取っ たイベントに応じてエクステンションに実装した処理を呼び出せます。 イベントに応じて呼び出される処理のことを イベントハンドラ と呼びます。
- イベントごとにその発生条件を指定でき、エクステンションで処理が必要なイベントのみを受け取れます。これを イベントフィルタ と呼びます。
- イベントフィルタを適切に利用することにより、不必要なイベントに対して無駄にイベントハンドラが呼び出されてレスポンスが低下することを回避できます。