クイックスタート
概要
ScriptEditor パッケージをインストールすると、次のような画面部品が追加され、Next Design を操作するためのスクリプトの記述・実行ができるようになります。
- リボンに [表示] > [ペイン] > [スクリプトエディタ] が追加されます。
以下では、ScriptEditor パッケージを利用してスクリプトの記述・実行を開始できるようにする方法を、次の順で説明します。
- ScriptEditor パッケージをインストールする
- スクリプトの記述・実行を始める
ScriptEditor パッケージと NDInterop パッケージをインストールする
スクリプトエディタ を利用する準備として、以下の手順で ScriptEditor パッケージと NDInterop パッケージをインストールします。
操作手順
-
次のマニュアルに従って、[ScriptEditor] パッケージと [NDInterop] パッケージをインストールします。
-
インストール後、Next Design を再起動すると、ScriptEditor パッケージが利用できる状態になります。
スクリプトの記述・実行を始める
以下の手順で、スクリプトの記述・実行が可能になります。
操作手順
- リボンの [表示] > [ペイン] > [スクリプトエディタ] ボタンをクリックします。
事前準備
[フォルダを開く] をクリックし、スクリプトエディタの出力ファイルの格納先を指定してください。
以降でご説明するファイルは、全てここで指定したフォルダに格納されたファイルを対象にします。
ヒント
フォルダを指定しない場合は、デフォルトで用意された以下のフォルダに出力されます。
C:\Users\ (ユーザー名) \AppData\Local\DENSO CREATE\Next Design ScriptEditor\Scripts
スクリプトの記載
- スクリプトエディタの [スクリプトを記載する] エリアに実行したいスクリプトを記載します。
- [保存] ボタンをクリックしスクリプトを保存します。
スクリプトの実行
- [保存したスクリプト] から実行したいスクリプトをダブルクリックして開きます。
- [スクリプトの実行] ボタンをクリックし、[スクリプトを記載する] エリアに 記述されているスクリプトを実行します。
スクリプトの共有
- メンバー間で作成したスクリプトを共有することができます。
- 他の人が作成したスクリプトは以下の方法で参照できます。
- スクリプトを記載して保存すると、[csx] という拡張子でファイルができます。
- 上記ファイルを [フォルダを開く] で指定したフォルダに格納すると、[保存したスクリプト] にファイルが表示されます。
スクリプトの書き方
- スクリプトの言語はC#です。
入力支援機能もあります
[スクリプトを記載する] エリアでは Visual Studioのよう に入力支援機能を利用できます。
- 呼び出すAPIはNext Design エクステンション開発マニュアルの Next Design の API について を参照してください。
スクリプト実行時の注意点
スクリプトエディタを実行する際の注意点を以下に記載します。
- スクリプトの実行中は、スクリプトエディタを閉じないでください。
仮に閉じた場合、処理を途中で中断します。(エラーも表示しません) - スクリプトをコマンドラインから実行している最中は、実行中のスクリプトエディタをアクティブにしたままにしてください。
途中で他のウィンドウに切り替えた場合、アクティブにしたウィンドウに対して処理する場合があります。 - Windowsタスクスケジューラによりスクリプトを定期実行する場合は、ユーザーがログオンしている状態としてください。
ログオンしていれば、Windowsの画面ロック機能でロックしていても問題ありません。