はじめに
ソフトウェア開発において、「設計書の改訂」は日常的な作業です。
しかし、そのたびに「どこが変わったのか」「なぜ変わったのか」を把握するのに、知らず知らずのうちに多くの時間を費やしていませんか?
たとえばこんな経験はないでしょうか?
- 設計レビュー前に「前回からどこを直したのか」を確認するのに手間がかかる
- 修正済みのはずの内容が、レビューで「見落とし」として指摘される
- 手動で差分一覧をまとめたけれど、変更漏れや記載ミスがあって手戻る
これらは一見、小さな「手間」に思えますが、積み重なればチームの開発速度や品質に大きく影響する“見えないコスト”です。
差分管理は「仕方がないもの」ではない
多くの開発現場では、WordやExcel、モデリングツールを使って設計書を作成しています。
そして、改訂時には前回版との比較を手作業で行い、変更箇所に色を付けたり、一覧を別途作成したりと、設計本来の業務とは少し離れた“管理作業”に時間が割かれています。
このようなプロセスは、「そういうものだ」と思われがちですが、果たして本当にそうでしょうか?
設計書の改訂差分が「見える化」されたら
もし、文書や図、表といった設計情報の変更点が、自動的に分かりやすく可視化され、追加/変更/削除といった内容が、ツール上ですぐに確認できたら以下のような嬉しさがあります。
- レビューにかかる時間が短縮されます
- 差分の見落としによる手戻りもなくなります
- 差分一覧をつくるといった作業も不要になります
そんな環境があれば、設計者が本来注力すべき「設計そのもの」にもっと時間を使えるはずです。

Next Designが実現する、差分の「見える化」
Next Designは、設計情報を単なる文書ではなく「モデル」として扱うことにより、改訂時の差分をツールが自動的に抽出・表示できます。