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メタモデル

メタモデルとは

メタモデルとは、設計すべき項目とそれらの構造定義です。

定義内容の例
  • 設計ドキュメントの体系や記述項目
  • 設計の入出力として登場する要素とその属性
  • 論理か物理かを問わず、構造物の階層構造
  • 設計要素間の関連性

従来は設計文書のテンプレートとして定義していた項目を、メタモデルで定義できます。

汎用的な文書作成ツールでは、設計内容を自由に記述できるため、矛盾や制約違反に気づかず設計してしまうことがあります。 それに対して Next Design では、階層構造に制約を設けたり、関連付け可能な対象を条件付けたりできるため、自ずとメタモデルに則した設計ができます。

メタモデルで定義する設計要素の種類を エンティティ 、 設計要素の親子関係(階層構造の制約)や設計要素間の参照関係などを 関連 と呼びます。

メタモデル

モデルとメタモデルの関係

モデルは、設計対象に関するあらゆる設計情報の単位です。メタモデルは、その設計情報の構造と設計項目の定義です。

注記
  • オブジェクト指向に当てはめると、メタモデルのエンティティがクラスに、モデルがインスタンスに相当します。

Next Design で設計されるモデルはすべてメタモデルに沿って作成されるため、必然的に、メタモデルで規定された構造や項目と整合したモデルが出来上がります。

逆に、メタモデルに未定義の設計項目をモデルに追加したり、構造の合わないモデルに変更したりすることはできず、メタモデルで規定された制約に従ったモデルしか作成できません。 この点が汎用的な文書作成ツールと Next Design との大きな違いです。

モデルとメタモデル