ndmerge merge コマンド
名前
ndmerge merge - 指定した Next Design のファイル同士をマージします。
構文
対象を指定してマージする。
ndmerge merge [-o|--own <PATH>] [-b|--base <PATH>] [-t|--other <PATH>] [-m|--merged <PATH>] [-p|--path <PATH>] [-l|--log-level <LEVEL>] [-a|--auto <TARGET>] [-f|--force-merge] [-s|--merge-strategy <STRATEGY>]
コマンドのヘルプを確認する。
ndmerge merge [-?|-h|--help]
オプション
ndmerge merge コマンドのオプションを示します。
マージのオプション
- -o|--own <PATH>(required)- 差分・マージの自身のファイルを指定します。
 
- -b|--base <PATH>(required)- 差分・マージのベースのファイルを指定します。
 
- -t|--other <PATH>(required)- 差分・マージの相手のファイルを指定します。
 
- -m|--merged <PATH>(required)- マージ結果の出力先ファイルを指定します。
 
- -p|--path <PATH>(optional)- マージ処理対象ファイルを指定します。
 
- -l|--log-level <LEVEL>(optional)- ログの出力レベルを指定します。
- LEVELには下記を指定できます。- error- エラー
- warn- 警告
- info- 情報
- none- なし
 
- 初期値は warnです。
 
- -a|--auto <TARGET>(optional:プレビュー機能です)- マージ可能な場合は正常にマージし、コンフリクト検出時にはTARGETで指定した方の値を優先して採用します。ただし、整合性は保証されません。
- TARGETには下記を指定できます。- own- 自身の変更を優先します。
- other- 相手の変更を優先します。
 
 
- マージ可能な場合は正常にマージし、コンフリクト検出時には
- -f|--force-merge(optional:プレビュー機能です)- マージ可能な場合は正常にマージし、コンフリクト検出時にはコンフリクトした要素や値はbaseの状態に戻ります。ただし、整合性は保証されません。
- -a|--autoが指定されている場合は、そちらを優先します。
 
- マージ可能な場合は正常にマージし、コンフリクト検出時にはコンフリクトした要素や値は
- -s|--merge-strategy <STRATEGY>(optional:プレビュー機能です)- マージ戦略を切り替えます。
- STRATEGYには下記を指定できます。- 1.0- 通常のマージです。マージによるエラーに記載するエラーを検出・ 表示します。
- 1.1-- 1.0と異なる点として、プロファイルおよびシーケンス図の変更をマージできるようになります。ただし、整合性は保証されません。
 
- 初期値は 1.0です。
 
単独のオプション
- -?|-h|--help- 使用できるコマンドやオプションの一覧が出力されます。
 
使用例
- 
指定したモデルファイル同士のデータをマージします。コンフリクトなどのエラー発生時はマージ処理を中止します。 ndmerge merge -o xx/projectX/models/Component-A.nmdl -b yy/projectX/models/Component-A.nmdl -t zz/projectX/models/Component-A.nmdl -m mm/projectX/models/Component-A.nmdl
- 
現在のブランチ(own)の値を優先してマージします。コンフリクトなどのエラーが発生してもマージ処理を継続します。これはプレビュー機能です。 ndmerge merge -o xx/projectX/models/Component-A.nmdl -b yy/projectX/models/Component-A.nmdl -t zz/projectX/models/Component-A.nmdl -m mm/projectX/models/Component-A.nmdl -a own