ProcessFlowDiagram パッケージ
概要
- プロセスフローダイアグラム(PFD)および成果物の体系を記述できるプロセス定義書のサンプルとテンプレートです。
- 本サンプルに含まれる設計データはすべて架空の内容です。
- サンプルは、お客様が本製品を有効に活用頂く上で参考にしていただくことを想定したものであり、市場性、特定目的への適合性の保証を含め、当社は一切の保証は行いません。
パッケージ内容
ファイル名 | カテゴリ | 説明 |
---|---|---|
PFD.iproj | サンプルプロジェクト | プロセス定義の例を定義したサンプルです。 |
PFD.iprot | テンプレート | プロセス定義、特にPFDを手軽に書き始められるテンプレートです。 |
PFD.iprof | プロファイル | プロセス定義のプロファイルです。任意のプロジェクトへインポートすることもできます。 |
記述可能な図一覧
- 本パッケージで記述可能な図を示します。
図 | 説明 |
---|---|
プロセスフロー図 | PFDを記述できます。成果物体系図で定義した成果物をプロセスの入出力として定義できます。 |
要求モデル | プロセスに対する要求を定義できます。 |
成果物体系図 | 成果物を定義できます。工程ごとの成果物とそれらの関係を見える化できます。 |
成果物クラス図 | 成果物の構造を定義できます。成果物に記述すべき内容をクラスや属性として定義することができます。 |
体制図 | ロール定義の一部として、ロール間の関係を定義することができます。 |
記述可能なモデル概要
- モデルナビゲータでパッケージを追加することで、任意の構造を整理できます。
- パッケージ配下に各図やプロセスや成果物を追加し、プロセス定義を記述することができます。
- 追加した要素はパッケージや図の配下に配置されます。
- プロセスを実行するロールやガイドライン、成果物のテンプレートを定義することもできます。
プロセスフロー
概要
- プロセスフローでは、プロセスとその入出力となる成果物を図で定義することができます。
- プロセス、成果物、成果物(複数)、ロール、要求、ガイドラインを定義できます。
- モデルナビゲータからロールをドラッグ&ドロップで図に追加することで、プロセスを履行する主担当および関係者を定義できます。
- モデルナビゲータからガイドラインをドラッグ&ドロップで図に追加することで、成果物およびプロセスが参照するガイドラインを定義できます。
制約事項
- プロセスおよび成果物に対する番号は図上では確認できません。サブエディタの詳細ビューで確認してください。
- 階層構造を持つプロセスの表現(二重円)ができません。
- 成果物の種類に応じたシェイプ(記号)への変更はできません。
- トリガーは記述できません。
要求モデル
概要
- プロセスや成果物に対する要求事項を記述できます。
- 要求事項を階層構造で細分化して記述していくことができます。
- 要求モデルで定義した要求は、プロセスフロー図や成果物体系図に配置できます。
- 要求とプロセスや成果物の関係を定義することで、要求とのトレースを定義できます。
成果物体系
概要
- 各工程の成果物を定義できます。また成果物 間の依存関係も定義できます。
- フォルダ、成果物、成果物(複数)、テンプレート、ガイドライン、要求を定義できます。
- モデルナビゲータからテンプレートのモデルをドラッグ&ドロップで図に追加することで、成果物とテンプレートの関係も定義できます。
- モデルナビゲータから要求のモデルをドラッグ&ドロップで図に追加することで、成果物と要求の関係も定義できます。
成果物クラス
概要
- 成果物体系で定義した成果物の構造を定義できます。クラスや属性で、成果物に記述すべき内容を定義できます。
- 成果物とコンテンツ、要求を定義できます。
- 成果物とそのコンテンツ間の関係(導出、所有、継承、関連)を定義できます。
- 属性で成果物やコンテンツに記載する内容を定義できます。
- モデルナビゲータから要求のモデルをドラッグ&ドロップで図に追加することで、成果物やコンテンツと要求の関係も定義できます。
制約事項
- UMLのクラス図の記法を流用した簡易的な図のため、UML標準に基づいた厳密な記法には対応していません。
- ステレオタイプや抽象型などクラスの基本的な属性は定義できません。
- クラス間に定義できる関係も一部に限定されます。
共通定義
ロール定義と体制図
概要
- ロールとその責務を定義できます。
- 体制図として、チーム(組織)やロール間の関係を定義することができます。
- メンバー(ロール)とチーム(組織)を定義できます。
- メンバー間の関係(依存、継承)を定義できます。
ガイドライン一覧
概要
- 成果物やプロセスが参照するガイドラインを定義できます。
- ガイドライン一覧で定義したガイドラインはプロセスフロー図や成果物体系図にも配置できます。
- プロセスや成果物との関係を定義することで、各々でどのガイドラインを参照すべきかを図示できます。
テンプレート一覧
概要
- 成果物のテンプレートを定義できます。
- テンプレート一覧で定義したテンプレートは成果物体系図にも配置できます。
- 成果物との関係を定義することで、どのテンプレートを利用すべきか図示できます。
コード一覧
概要
- プロセス向けのコードを定義できます。
- 工程など任意の識別用のコードを定義して使用してください。