UmlSysmlSample パッケージ
概要
- UML/SysMLの図表現を記述できるサンプルです。
- シーケンス図で、クラスの継承元の操作はメッセージで指定できない等の制約があります。
- 本サンプルに含まれる設計データはすべて架空の内容です。
- サンプルは、お客様が本製品を有効に活用頂く上で参考にしていただくことを想定したものであり、市場性、特定 目的への適合性の保証を含め、当社は一切の保証は行いません。
備考
後継パッケージ UML/SysML が公開されたため、本パッケージの公開は終了しています。
新しく UML/SysML モデリングを始める場合は、後継パッケージをご利用ください。
パッケージ内容
ファイル名 | カテゴリ | 説明 |
---|---|---|
UML_SysML.iproj | サンプルプロジェクト | UML/SysMLの図を記述したサンプルです。 |
UML_SysML.iprot | テンプレート | UML/SysMLの図を記述できるテンプレートです。 |
UML_SysML.iprof | プロファイル | UML/SysMLのプロファイルです。任意のプロジェクトへインポートすることもできます。 |
記述可能な図一覧
- 本パッケージで記述可能な図と制約事項(一部のみ、詳細は後述)を示します。
対象 | 分類 | 図 | 対応 | 制約事項 |
---|---|---|---|---|
全て | - | - | ・ステレオタイプは図上では表現できません。サブエディタやプロパティインスペクタで確認/編集してください。 | |
UML | 構造 | クラス図 | ✓ | ・static/abstractの属性は図上で表現できません。サブエディタやインスペクタで確認/編集してください。 ・関連端名、多重度は表現できません。 ・属性の型、初期値や操作の型、パラメータ等は図上で表現できません。サブエディタやインスペクタで確認・編集してください。 |
パッケージ図 | ✓ | - | ||
オブジェクト図 | ✗ | 対応していません。 | ||
振る舞い | ユースケース図 | ✓ | - | |
シーケンス図 | ✓ | ・状態不変式、継続時間制約、相互作用の利用は定義できません。 ・フレームからメッセージを接続することはできません。 ・要素のコピー&ペーストはできません。 ・クラスの継承元の操作は、メッセージで指定できません。 | ||
コミュニケー ション図(コラボレーション図) | ✗ | 対応していません。 | ||
状態遷移図 | ✓ | ・並行状態は定義できません。 ・トリガ、ガードは図上で記述可能ですが、表記形式がUML標準と異なります。 ・効果は図上では表現できません。サブエディタやインスペクタで確認・編集してください。 | ||
アクティビティ図 | ✓ | ・スイムレーンは定義できません。 | ||
実装 | コンポーネント図 | ✓ | ・インターフェースはUML標準と異なる表現となります(クラス表示はできず、円で表現されます)。 | |
配置図 | ✓ | - | ||
SysML | 要求 | 要求図 | ✓ | ・要求のIDは図上で表現できません。サブエディタやインスペクタで確認・編集してください。 |
構造 | 配置図 | ✓ | (UMLの配置図と同様)) | |
ブロック定義図 | ✓ | ・ブロックの入出力ポートは、シェイプとして配置できません。コンパートメントで記述してください。 ・関連端名、多重度は記述できません。 | ||
内部ブロック図 | ✓ | ・ブ ロック型は矩形のラベル表記になります。 ・関連端名、多重度は記述できません。 | ||
パッケージ図 | ✓ | (UMLのパッケージ図と同様) | ||
コンポジット構造図 | ✓ | (UMLのコンポーネント図と同様) | ||
プロファイル図 | ✗ | 対応していません。 | ||
振る舞い | ユースケース図 | ✓ | (UMLのユースケース図と同様) | |
アクティビティ図 | ✓ | (UMLのアクティビティ図と同様) | ||
状態遷移図 | ✓ | (UMLのステートマシン図と同様) | ||
シーケンス図 | ✓ | (UMLのシーケンス図と同様) | ||
インタラクションオーバービュー図 | ✗ | 対応していません。 | ||
タイミング図 | ✗ | 対応していません。 | ||
パラメトリック | パラメトリック図 | ✓ | ・制約内容や、制約パラメータの型表示はSysML標準とは異なります。 |
記述可能なモデル概要
- モデルナビゲータでパッケージを追加することで、モデルのネームスペースを設計できます。
- パッケージ配下に各図を追加し、モデリングすることができます。
- 追加したモデルはパッケージや図の配下に配置されます。
- クラス図など図から要素を削除してもモデル本体は削除されないものがあります。モデルを削除したい場合は、Ctrl+Dキーもしくはモデルナビゲータから削除してください。
クラス図
概要
- クラスやインターフェース、およびそれらの属性、操作を記述できます。
- クラス間の関係(継承や集約など)を記述できます。
- 依存、関連、関連(単方向)、所有、集約、継承、実現が記述できます。
- クラスのステレオタイプなどの詳細はサブエディタやインスペクタで記述できます。
- クラスの説明、可視性、ファイナル、抽象型か、継承元、実装インターフェース、属性、操作を記述できます。
制約事項
- static/abstractの属性は図上で表現できません。サブエディタやインスペクタで確認・編集してください。
- 関連端名、多重度は表現できません。
- 属性の型・初期値や操作の型・パラメータ等は図上で表現できません。サブエディタやインスペクタで確認・編集してください。
- 型については、intやstringなどのプリミティブ型は別途定義した上で指定してください。
- インタフェースのロリポップ表示はできません。
- 一度追加したクラス間の関連の種類(依存・所有・集約等)は変更できません(作成しなおしてください)。
- クラスの属性や操作の要素、コネクタにノートのアンカーを付けることができません。
- パッケージとクラス間の所有の関係をコネクタで表現できません。
- インタフェースの継承元にクラスを指定できてしまいます。
- 循環継承を定義できてしまいます。
- Finalクラスであってもサブクラスを定義できてしまいます。
- 関連クラスは定義できません。