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ツリーダイアグラムのビュー定義

概要

Next Design では、階層的なモデル構造をツリー形式で整列させて表示できるツリーダイアグラムをビュー定義できます。

ツリーダイアグラムでは、モデル構造のメタモデル定義に基づき、用途に応じて見たいエンティティだけをツリー表示させて編集できます。

ツリーダイアグラムの例

備考
  • ツリーダイアグラムのツリーで子ノードとして表示できるエンティティは、親ノードのエンティティと所有関連、参照関連、導出関連を持つエンティティです。
  • モデルの親子構造を表すツリーだけでなく、モデル間の関連をたどるツリーも表現できます。
注記
  • ツリーダイアグラムには、ビュー定義にシェイプとして追加したエンティティだけがツリー表示されます。
  • モデルの階層構造をメタモデルで定義してあっても、ツリーダイアグラムのビュー定義にシェイプを追加するまでツリーの子ノードは表示されません。

ツリーダイアグラムのビュー定義操作の多くは、ERダイアグラムのビュー定義操作と同じです。以下では、ERダイアグラムのビュー定義との違いを説明したうえで、違いについてのみ操作手順を説明します。

ERダイアグラムビュー定義との違い

ツリーダイアグラムのビュー定義について、ERダイアグラムのビュー定義との違いを以下に示します。

  • シェイプの定義

    ビュー定義操作ERダイアグラムとの違い
    シェイプを追加するツリールート直下の子シェイプのみ追加可能
    子シェイプを追加する入れ子のシェイプの代わりに、ツリーの子ノードを追加可能
    シェイプの種類や形状を変更するなし
    シェイプの既定スタイルを変更するなし
    エンティティのアイコンを変更するなし
    シェイプのラベルを変更するなし
    コンパートメントの区画を変更するツリーダイアグラムでコンパートメントは利用不可
    シェイプを削除するなし
  • コネクタの定義

    ツリーダイアグラムではモデル間の関連がツリーノード間を結ぶ線として自動表示されるため、コネクタを定義する必要はありません。

シェイプを追加する

モデルのビューに、新しいツリーダイアグラムビューを追加すると、そのモデルが1つだけ表示された状態になります。 ERダイアグラムと同様に、ツリーダイアグラムビューにシェイプを追加すると、そのモデルに関連するモデルがツリー表示されます。

ツリー階層にさらに掘り下げて子ノードを展開できるようにするには、後述の「子シェイプを追加する」を行ってください。

子シェイプを追加する

ツリーダイアグラムでツリー階層を掘り下げてモデルの関連要素を子ノードとして展開できるようにするには、次の手順で行います。

子シェイプを追加する

操作手順
  1. ビュー上で子ノードを展開したいシェイプを選択します。
  2. 次のいずれかの方法で子シェイプを追加します。
    • リボンから [シェイプ] > [シェイプ] > [シェイプ] をクリックし、シェイプ一覧から [子シェイプ] をクリックします。
    • リボンから [プロファイル] > [ダイアグラム] > [シェイプ] をクリックし、シェイプ一覧から [子シェイプ] をクリックします。
  3. [新しいシェイプ] ダイアログで、[対象フィールド] プルダウンリストから関連するモデルを保持しているフィールドを選択して、[OK] ボタンを押下します。
  4. [ツールボックス]から関連要素として追加可能なエンティティをドラッグ&ドロップできるようになります。
注記
  • 関連要素として追加可能なエンティティが複数種類ある場合は、それらのエンティティごとに子シェイプを追加する必要があります。