モデルを導出
概要
Next Design では、設計対象ソフトに関する様々なモデルを1つのプロジェクトで扱えるだけでなく、 既存のモデルを入力に新たなモデルを作成することで、モデル間のトレース情報が自動的に記録されるため、 後からトレース情報を追加する手間を省けます。
既存のモデルを入力に新たなモデルを作成する設計行為のことを モデルの導出 と呼びます。
以下では、モデル導出に必要なメタモデル定義とモデルの導出について、次の順で説明します。
- [ユースケースモデル] から [コンポーネント構造モデル] を導出できるように、メタモデルに導出関連を定義
- [ユースケースモデル] を入力に [コンポーネント構成モデル] を導出
- 既存モデル間にトレース情報を追加
導出関連定義のイメージ

モデル導出とトレースのイメージ

1. メタモデルに導出関連を定義
[ユースケースモデル] から [コンポーネント構造モデル] を導出したり、トレース線を結べるようにしたりするには、次の手順でエンティティ間の導出関連を定義します。
- 導出対象となる [コンポーネント構造モデル] のメタモデルとビューを定義
- [ユースケースモデル] と [コンポーネント構造モデル] のエンティティ間に導出関連を定義
1.1 コンポーネント構造モデルのメタモデルとビューを定義
導出対象となる [コンポーネント構造モデル] のメタモデルを次のクラス図を参考に定義します。

操作手順
- 手順は前述の クイックスタート > プロファイル定義 > メタモデルを定義 を参考にしてください。
[コンポーネント構造モデル] のダイアグラムビューを次の画面イメージを参考に定義します。

操作手順
- 手順は前述の クイックスタート > プロファイル定義 > ダイアグラムビューを定義 を参考にしてください。
1.2 ユースケースとコンポーネント間の導出関連を定義
[ユースケースモデル] と [コンポーネント構造モデル] のエンティティ間に導出関連を定義するには、参照関連の定義と同様に、クラス図を使って定義します。
ここでは、導出関連を定義する新たなクラス図を作成して、関連付けるエンティティだけを図示することにします。
| 導出するエンティティ | 導出元のエンティティ |
|---|---|
| コンポーネント構造モデル > コンポーネント | ユースケースモデル > ユースケース |

操作手順
- プロファイルにクラス図を追加し、名前に [導出関連図] と入力します。
- 導出関連を結ぶ既存のエンティティを [プロファイルナビゲータ] からクラス図に追加します。
- 導出するエンティティから導出元となるエンティティへ導出関連を結びます。
- 導出関連を定義したことにより、モデルの導出やトレース線の追加ができるようになります。
これで [アクター] と [ユースケース] を構成要素として持つ [ユースケースモデル] のメタモデルと、導出可能な [コンポーネント構造モデル] のメタモデルが定義できました。