プロダクトライン開発の概要
ユースケース
Next Design では、プロダクトライン開発のユースケースに従って、次のこ とができます。
| ユースケース | Next Design でできること |
|---|---|
| フィーチャモデルの定義 | ツリーダイアグラム形式のフィーチャモデルでプロダクトの可変性を定義できます。 |
| プロダクトのコンフィグレーション | 複数のプロダクトを定義して有効なフィーチャを選択することで、プロダクトごとの可変性を決定できます。 |
| フィーチャの設計モデルへの割り当て | フィーチャを設計モデルに割り当てることで、フィーチャに対する設計モデルの可変点を特定できます。 |
| プロダクト適用の設計モデルの確認 | プロダクトのコンフィグレーションを適用した設計モデルを確認できます。 |
| プロダクト適用の設計モデルのエクスポート | プロダクト適用後の設計モデルを別プロジェクトとして切り出せます。 |
画面イメージ
-
フィーチャモデルの定義画面

-
プロダクトのコンフィグレーション画面

用語定義
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| フィーチャ | 製品間の共通性に着目し、それらの製品間で異なる範囲(可変性)の要因を表す要素 例:製品の物理素子の違いやハードウェアの違い等がフィーチャとなりうる |
| フィーチャモデル | フィーチャ間の制約関係を体系的に表現するモデルのこと |
| プロダクト | 製品のこと |
| コンフィグレーション | 類似する製品集約型のシステム群から、必要な製品を取り出すための定義情報 多くの場合、フィーチャの選択により該当製品向けの構成内容を決定する |
| フィーチャ割り当て | 類似する製品集約型のシステム群に対して、製品ごとに差異が生じる範囲(可変点)に対して、その可変要因(フィーチャ)を関連付ける工程のこと |
| プロダクト適用 | 製品ごとに差異が生じる範囲(可変点)に対して、コンフィグレーションで決定された可変要因(フィーチャ)の選択に基づき、差異を決定する工程のこと |
| 必須フィーチャ | コンフィグレーションにおいて、親フィー チャが選択されている場合、必ず選択されなければならないフィーチャのこと |
| オプションフィーチャ | コンフィグレーションにおいて、親フィーチャが選択されている場合、任意に選択するか否かを決定できるフィーチャのこと |
| 代替フィーチャ | コンフィグレーションにおいて、親フィーチャが選択されている場合、兄弟関係にある代替フィーチャのうち いずれか1つ を必ず選択しなければならないフィーチャのこと |
| 論理和フィーチャ | コンフィグレーションにおいて、親フィーチャが選択されている場合、兄弟関係になる論理和フィーチャのうち 少なくとも1つ を選択しなければならないフィーチャのこと |
| フィーチャグループ | フィーチャモデル階層において、複数のフィーチャをまとめる概念を表すフィーチャノードのこと コンフィグレーションにおける選択可能範囲を定義できる |
| フィーチャ条件式 | 製品ごとに差異が生じる範囲(可変点)に対して、割り当てられた可変要因の組み合わせから有効化する条件を定義する論理式のこと |