Next Design での設計方法
Next Design を使えば、工程ごとに作成される様々なモデルを1つのプロジェクトで扱えるだけでなく、工程を横断して効率よく設計できます。
ここでは、Next Design の特長を活かした設計方法を説明します。
前後工程のモデルを2画面表示させて設計できる
一般に、各工程で設計されるモデルは、前工程のモデルを入力にして設計されるため、前工程と後工程のモデルを横断して確認することがよくあります。 Next Design では、メインエディタとサブエディタで2つのモデルを並べて表示できるだけでなく、 メインエディタとサブエディタを連動させることができ、メインエディタの状態に応じてサブエディタに表示されるモデルが自動的に切り替わるため、スピーディーに前後工程のモデルを確認できます。
前工程のモデルと関連付けながら設計できる
Next Design では、前工程のモデルを入力に後工程のモデルを作成(導出)することで、トレース情報(導出関連)を自動的に記録できます。
例えば、システムのユースケースを入力としてシステム構造の設計を行う場合、ユースケース図に登場するユースケースをシステム構造図にド ラッグ&ドロップすることで、そのユースケースに関連するシステム構成要素を追加できます。
それと同時に、ユースケースとシステム構成要素の間にトレース情報が自動的に記録されるため、後からトレース情報を手動で追加する手間が掛からず、トレース情報の抜け漏れも予防できます。
上記の詳細について、次のページで説明します。