連携ガイド

概要

UmlSysml.EAIntegration パッケージをインストールすると、Next Design 上に次のような画面部品が追加され、それらの画面から Enterprise Architect で作成した設計データとの連携が可能になります。

• リボンの [UML] タブに [インポート] グループが追加されます。

以下では、Next Design に Enterprise Architect の設計データをインポートする方法を次の順で説明します。

• UmlSysml.EAIntegration パッケージをインストールする
• Enterprise Architect の設計データを Next Design にインポートする

UmlSysml.EAIntegration パッケージをインストールする

UmlSysml.EAIntegration パッケージを利用する準備として、以下の手順でUmlSysml.EAIntegration パッケージをインストールします。

操作手順

1. 次のマニュアルに従って、[デンソークリエイト公式] から [UmlSysml.EAIntegration] パッケージをインストールします。

   • ユーザーズマニュアル > Next Design の拡張 > 公式の拡張機能のインストール > 拡張機能をインストールする

2. インストール後、Next Design を再起動すると、UmlSysml.EAIntegration パッケージが利用できる状態になります。

Enterprise Architect の設計データのインポート

パッケージのインストールが完了すると、Enterprise Architect で作成した設計データを Next Design にインポートすることができます。

以下の手順で、Enterprise Architect で作成した設計データを Next Design にインポートできます。

操作手順

1. Next Design を起動し、インポート対象となる UML/SysML パッケージが提供するプロファイルを持つプロジェクトを開きます。
2. モデルナビゲータにて、プロジェクトのルートモデルまたはパッケージのモデルを選択します。
3. リボンから [UML] > [インポート] > [EAからインポート] を押下します。
4. ファイル選択ダイアログが表示されますので、インポートする Enterprise Architect のプロジェクトデータを選択し、[OK] を押下します。
5. 押下すると、2で選択したモデル配下に、Enterprise Architect の設計データがインポートされます。
6. インポート時に発生したメッセージを情報ウィンドウの出力タブ（カテゴリ [EA連携]）で確認します。
   詳細は インポート時のメッセージ一覧を参照してください。

注意

• 本パッケージが提供するプロファイルを改変した場合、該当要素をインポートできなくなります。
  • インポートできなくなる改変の例
    • クラスやフィールドを削除した
    • クラスやフィールドの名前を変更した
    • ビュー定義を削除した
    • シェイプ定義を削除した
    • 既存のクラスやフィールドと同名のオブジェクトを追加した
• インポートに失敗した場合、次のページでインポート可能な Enterprise Architect 要素かどうか確認してください。
  • Enterprise Architect 要素と Next Design クラスの対応表